エコキュートは、通常深夜電力を使用してお湯を沸かします。その深夜電力料金も原子力発電所の停止にともない最安値当時と比べると2倍以上になっています。2020年現在約16円・kWh(再エネ賦課金込み)となっています。尚、固定買取制度の終了した太陽光発電の余剰電力買取価格は7.15円・kWh(中国電力管内)となっています。したがって売電するよりもエコキュートのお湯を沸かすために使った方がお得になるわけです。夜間時間帯の沸きあげ量を減らし、昼間の時間帯に太陽光発電の余剰電力で沸きあげできるエコキュートも続々と登場しています。

①夜間時間帯の沸きあげ開始前に翌日の天気をチェク。リモコンで設定します。翌日が晴れの場合リモコンで設定すると夜間の沸きあげ量を減らして、翌日の昼間に太陽光発電の余剰電力で沸きあげを行います。

②HEMSを介して天気予測データを自動でチェク。翌日が晴れ、かつ余剰電力があると判断すれば、夜間の沸きあげ量を減らして、翌日の昼間に太陽光発電の余剰電力で沸きあげを行います。

太陽光発電の余剰電力を蓄電池にためて使ったり、かしこくお湯を沸かすために使ったりできるようになったことで消費エネルギーゼロの暮らしもグーンと身近になりました。